【ポケモンSV シングルS9 最終309位/R2007】ドヒドラキラッシャループwith能天気ムーミン
こんにちは、純正受けルーパーのるいです。
S8に続き、S9でも純正受けループでレート2000を達成しましたので構築を紹介しようと思います。
基本的には前期の構築がベースで、「ガチグマ受けの結論」を開発できたのでジュナイパーと入れ替え、環境に合わせて汎用特殊受け枠を再検討したものになっています。
ですので、今回は前回の記事を参照しながら、簡潔にまとめたいと思います。
（追記）
受けループへの理解度が低い人には、誰が何度説明しても中々伝わらないようですが、ごく一部（*）のサーフゴーを除いて、サーフゴーは突破する必要が無いので、ハピラキにサーフゴーへの打点は要りません...はなからTODです。地割れしか打点が無いのでは無く、勝手に地割れに出てきて、勝手に倒れていくだけです。打点が無いことを指摘するのはとてもナンセンスです。裏が削れた状態でサフゴラキ対面できたらどうするの？という問いが唯一見た真っ当な指摘ですが、受けループ側もその負け筋を認識しているので、ヘイラッシャが削れた状態で対面しないように立ち回ったり、ヘイラッシャをサーフゴーに後投げして眠るで全回復できるHPを保つ立ち回りをすることで解決しています。
（*）ハピラキで悪テラスを切っても受からないサーフゴー。受からないサーフゴーはそもそも切っているので、それに勝てないことは問題ではありません。受けループに限らずどの構築でも切っているポケモンはいるわけで、この指摘は「"受けループの"構築としての妥当性」には繋がりません。一般的な構築完成度の話なので、これで受けループを批判するのは、論理性に欠けます。
せめて人を批判するのであれば、少しばかり論理的に物事を考えて欲しいと願うばかりです。誹謗中傷は論外です。
戦績
TN Spinel
最終307位/レート2007
コンセプト
基本理念
・純正受けループ（後投げから全てを解決する）
・選出択を最大限解消する
個別論
・あらゆる
を受け切る
・あらゆる
（挑発/剣舞/ビルド/鉢巻/毒・鋼テラス）に基本選出で勝つ
・鉢巻飛行テラス以外のあらゆる
に基本選出で勝つ
・鉢巻飛行テラスに基本選出で勝ち筋を用意する
構築経緯
・前期の構築（環境適応ドヒドハピラッシャループ）のガチグマ受けが何も受かっていないため、ガチグマが受かる駒を新規で考察した。剣盾時代に、受け破壊代表格の
を、ファントムガード込みで受けられる
を開発したことを思い出したので、マルスケカイリューのダメ計を回したところ、ほぼ全てのガチグマが受かることが分かったので採用。
・特に眼鏡個体の
が激減（そもそも少ないが、いる個体はほとんどがオボン、たまにゴツメ）、
も数を減らしたため、地面タイプで汎用特殊受けの
の採用価値が下がったため、より汎用性が高く強力な特殊受けの
を採用。
・水
がトップメタの環境でテラスを強要されやすいこと、
等の役割対象が、軒並み水テラスになり、動かしにくくなった
が激減していること、いるとしてもHDではなくHBで
を受けるような型になっていることから、ヒードラン受けのハピナスの価値が低下したが、
を選出できない（＝
やを代わりに選出する）際にトリックを単体でケアできる汎用特殊受けとして必須と考え、ハピラキ両採用とした。
個別解説
ドヒドイデ
@メンタルハーブ（気合の襷/オボンの実/レッドカード）（腕白・再生力・鋼テラス）
アクアブレイク/毒毒/トーチカ/自己再生
157(252)-83-223(244)-x-164(12)-46
H：極振り
B：ほぼ特化
D：12振り
S：ミラー意識個体値下げ（13）
いつもの。アイテムは色々試したが、ドランが減ったためレッドカードの有用性は下がっているように思われた。パオジアンの零度をトーチカと合わせて枯らせたり、ランドロス対面で突っ張って毒毒を押せる気合の襷か、増えていた挑発
の処理が楽になる（かもしれない）メンタルハーブが有用だと感じた。トーチカを抜く場合はオボンも有用。カイリューの鉢巻飛行テラバーストに後投げして、回復しながら鋼テラスを切って、
と並びで鉢巻カイリューが受かるようになる。
鋼テラス採用の受けルーパーは多くないように感じるが、ヘイラッシャ構築で鉢巻カイリューをケアするなら必須だと思う。Dも堅いので、霊テラス
にラッキーからの打点が無くなって困っても、鋼テラスでフリドラを半減にしながらくるくるしているとTODで勝てる。
ラッキー
@進化の輝石（穏やか・自然回復・悪テラス）
地球投げ/ステルスロック/瞑想/卵産み
335(76)-x-57(252)-x-162(180)-63
H：定数ダメ最小かつ奇数
B：極振り、
の+6サイコショックを最高乱数切り耐え
D：眼鏡特化
の炎テラス大文字2耐え
いつもの。悪巧みサーフゴー対面+6まで積まれてから、サイコショックの有無を確認してからテラスを切れるのが強く、これ以外の振り方のラッキーは使う気にならない。副産物としてHBもとても硬く、火力アップアイテムを持っていない物理攻撃であれば割と何でも受かる。2000チャレでは、毒の入った鉢巻ランドロスの地震を対面から卵産み連打で複数回耐え、ランドロスを毒殺してくれた。
ヘイラッシャ
@食べ残し（腕白・天然・妖テラス）
地割れ/雪雪崩/寝言/眠る
257(252)-120-180(228)-x-85-59(28)
H：振り切り（16n+1）
B：役割対象の物理技の被ダメ効率が良いレベル（パオジアンの乱数意識）
S：同族意識28振り
いつもの。パオジアンの珠個体が減り、ほとんどがラムか襷になっていたため、守るが無くても電気テラバーストに後投げして困らなかった。パオジアンの悪テラス鉢巻も絶滅したため、ドヒドと並びで見る必要が無い（＝ヘイラッシャピンでパオジアンが受かる）が、氷柱の怯みの試行回数や急所の試行回数を稼がせてしまうため、パオジアンをピンで見るなら寝言が無いと困る。
素で押す地割れでも、寝言で出る地割れでも、たくさんのポケモンを葬った。汎用性の塊。ナイス。
寝言はアンコールできないため、眠らせてから引いて再度カイリューに投げ直して寝言を押すと、ゴツメカイリューにハメられずに、雪雪崩+地割れで葬るコンボが繰り出せたりしてすごい。
ハピナス
@電気玉（穏やか・自然回復・悪テラス）
地球投げ/投げつける/瞑想/卵産み
331(4)-x-62(252)-95-205(252)-75
B：極振り
D：特化
S：無振り/個体値31＝麻痺下最速サーフゴー抜き（抜いた方がいいかは諸説）
ヒードランが激減して旬が過ぎた汎用特殊受け兼ドラン受け。電気玉投げつけるは、ヒードランのS操作として、考えれば誰でも思いつくが、挑発への抵抗とトリックケアと、投げつける連打によるゴツメ接触回避等、様々な要素が噛み合っている構成。
地球投げの枠は、瞑想を採用していても特殊技にしてはならない。以下のケースのうち、①がケアできないため。②は何をするでもなく受かる。
①身代わり+挑発
②身代わり+守る
③挑発+守る
プレイングが要求されるポケモンで、雑に使うと当然安定しない。安易に電気玉をいきなり投げるのではなく、地球投げを使いながら、身代わり/守るを押されないターンを作りながら電気玉を当てるプレイングをする。（立ち回りは割愛）この場合分け・技構成整理・投げつけるターンの論理構成まで含めてのポケモンなので、「電気玉+投げつける」でしょ？という答えはナンセンス。「地球投げ+電気玉+投げつける」なら正解でした。
カイリュー
@ゴツゴツメット（能天気・マルチスケイル・霊テラス）
龍星群/神速/アンコール/羽休め
187(164)-154-160(244)-120-108-113(100)
H：残りかつ奇数
B：ほぼ特化
S：最速ガチグマ抜き
ガチグマ受けの結論。基本的にほとんどのガチグマを、テラスを切らずに、択にならずに受け切れる。
交換読みノーマルテラス空元気×2、交換読み草分け+ノーマルテラス空元気or冷凍パンチだけ、こちらも霊テラスを合わせる必要が有るが、ノーマルテラス無しならば、空元気にもこちらはテラスを切る必要が無い。（上から羽休めでマルスケ回復できる。）
重要なポイントは、以下です。
①ガチグマ入りは、ステロ・砂撒きがいない
⇒水ウーラオスらに抑制されるため、何枚も地面・岩の駒を入れにくい。ディンルー・コノヨザル・サケブシッポと共存しているケースはそれぞれ1回ずつだが見かけた。（逆に言うと、それしかいなかった。）
②ガチグマ入りは、受け崩しをガチグマに依存しているため、強力な物理の崩しの駒がいない（鉢巻き悪ラオス、鉢巻きパオジアン等）
⇒ヘイラッシャピンで受かる（ドヒドを選出しなくてよいため、選出択にならない）
③ガチグマは、火傷ダメ×2+ゴツメダメ×2+無振り龍星群+無振り神速でH252振りでもほぼ倒せる（ので、AにもCにも下降補正をかけてはいけない⇒能天気採用）
⇒実際には「様子見で空元気」のような動きを一度受けるだけで確定で倒せるようなる。特攻の実数値を1上げるとこれ（↑）一発勝負で落とせる可能性がほぼ100%になるが、Bの実数値を1下げると、A特化草分け+非ノーマルテラス空元気の瀕死率が6%⇒10%程に上昇してしまうため本末転倒。
④ガチグマに後投げし、剣舞にはアンコール、攻撃には羽休めで択にならない
⇒草分け+空元気はこれ（↑）を合わせる必要は有り。草分け+ノーマルテラス空元気or冷凍パンチにはテラスを合わせてマルスケを復活させる必要はあるが、それ以外は全く択にならないし、テラスも不要な点がすごい。
龍星群の裏への負荷も大きく、最強のガチグマ受けだった。
キノガッサ
@毒毒玉（図太い・ポイズンヒール・鋼テラス）
毒毒/宿木の種/身代わり/守る
163(220)-122-145(252)-x-80-95(36)
H：ポイヒ効率良いライン
B：特化
S：遅いチオンジェン意識S振り
前期よりちょっと遅くして、Hを増やしてみた。準速挑発ディンルーに負けて困ったことがあったので、少なくとも準速ディンルー抜きくらいまでは振った方がよさそう。使い慣れると何にでも勝ち筋作れる最強のTODモンスター。グライオンが来たら多分解雇する。
選出
<基本選出>
（トリックケア）++
<入り>
+
（トリックケア）+
<
//
//
/その他地面勢等>
+（トリックケア）+
スペシャルサンクス
・いつも構築一緒に考えてくれるorionくん
・いつも受けループの話に付き合ってくれるふゆいさん
・応援してくれる受けルーパーの皆さん
終わりに
2桁までは全然辿り着けませんでしたが、前期の課題のガチグマじゃんけんを完全に克服できたのは良かったです。ルナアーラありがとう。ガチグマに困っている受けルーパーの皆さんは、この不思議なムーミン使ってみてください。何かあれば Twitter(X?) るいさん𝕏 (@luisan313)まで。
【ポケモンSVシングルS8 最終332位/R2010】環境適応ドヒドハピラッシャループ
こんにちは、純正受けルーパーのるいです。
レギュレーションDが始まったS8ですが、純正受けループでレート2000を達成しましたので構築を紹介しようと思います。
あまりにも構築に入れられる受け駒のプールが狭くなりすぎていて、序盤からあまり構築の中身を変えること無く、微調整だけしながらシーズン通して戦いました。
ハピナスの型は今回は公開しません。まあここまで書けば分かる人には分かると思いますが...
戦績
TNたろ
最終332位/レート2010.259
コンセプト
基本理念
・純正受けループ（後投げから全てを解決する）
・選出択を最大限解消する
個別論
・基本選出で
に勝つ（超重要：個別特定のヒードラン受けを用意しない）
・あらゆる（挑発/剣舞/ビルド/鉢巻/毒・鋼テラス）に基本選出で勝つ
・鉢巻飛行テラス以外のあらゆるに基本選出で勝つ
・ボルトチェンジに負けない
構築経緯
前期までの結論
レギュレーションCまででの結論として、を受けるために+（要テラス）or
が必須、@1で特殊全般を受けなければならないため
ororを採用する必要があるという大前提があるため、これを調整していくところから構築作りがスタート。これは一般化すると「並びで受ける物理受け2枚」+「全てを受ける特殊受け1枚」が必須であるということ。2+1=3にしかならない。
レギュレーションDへの対応
＜受けを用意してはならない＞
まずは受けループの天敵であるヒードラン受けの考察からスタート。2+1=3なので、特定のヒードランを受け（鈍感ヤドキング、鈍感ヘイラッシャ、S振りアンコールカイリュー等）を用意した瞬間に、特殊受けを2枚選出する＝物理受けを1枚しか選出できない=パオジアンとウーラオスが受からないため、毎試合選出択の噛み合いゲーが始まってしまう。そのため、ハピラキドオーのような汎用性のある特殊受けでドランを受ける必要がある。そこで考案したちょっと変なハピナス（詳細は来期以降、自分かorionくんが公開予定）しかこの条件を満たせないと考えたため、ラッキーではなくハピナスを採用。ドオーは、ヒードランがテラスを切ってくることを考えると、混乱実や黒いヘドロ等の、再生技に頼らない回復ソースがあっても挑発に安定しないため、ヒードラン受けとしては不適と判断。
＜は同様、との並びで受ける＞
鉢巻悪タイプを受けるためには、硬い妖タイプが必要であるが、汎用性のある妖タイプの物理受けが現環境に存在しないため、妖テラスヘイラッシャ+ドヒドイデの並びで受ける。挑発剣舞や鉢巻といった複数の主要な型を想定すると、妖or格テラスクレベースでは毎ターン択を強いられるため、この並びでしかウーラオス（水・悪両方）に対応できないと判断。
＜もではなくで受ける＞
ランドロスについても、挑発/剣舞/ビルドまで考慮するとクレベースでは毎ターン択を強いられるため、ヘイラッシャで受ける必要があると判断。雪雪崩を搭載することで、ランドロスをはじめとする地割れ無効勢に対する大きな打点を得て、鉢巻飛行テラバースト以外のランドロスを安定して受けることに寄与した。鉢巻飛行テラバーストは厳しいが、なるべく対面を合わせながら雪雪崩、寝言で雪雪崩を引いてワンチャン掴みに行くプレイングを心がけた。（厳しい）
＜
受けの選定＞
ここまででどうしても受からないを受けるためにS振り
を採用。この枠には他に
等が検討されるが、羽休めと地面技の択を1回外すだけで負けるアーマーガア、オドリドリは不適、サーフゴーやA実数値が低い特殊への引きの択1回で負けるフワライドも不適。空元気/地面技/ドンチ/剣舞を意識、かつ、VSウーラオスの選出択の緩和ができるジュナイパーを採用。しかし最終盤は、全ガチグマ使いが目の前のヘイラッシャを無視して交換読み嚙み砕く/シャドクロを押してきたため、全ガチグマに破壊された。ガチグマの技構成のトレンド的にはミミズズを採用すべきだったと思う。（おまけで鉢巻飛行テラス勢にも勝てるし。）尚、中盤以降ジュナイパーのSは、4振り⇒準速ガチグマ抜き⇒最速ガチグマ抜きと上げていったが、実際中盤以降上位のガチグマはほぼ全て最速ベースだったので、少なくとも最速抜きまでSを振っていないと（フワライドは軽業を採用も一考）そもそも受からない。ガチグマは剣舞+全サブウェポンを考慮したら誰も受からない。まだマシなのはジュナイパーかミミズズ。
＜無理なポケモンを無理やり解消する＞
最後に
や相手の、鋼テラスでハメて起点にできる
、その他有象無象にみがまもTODで勝ち筋を掴める毒毒ポイヒを採用。
構築完成！
個別解説
ドヒドイデ
@隠密マント（腕白・再生力・草テラス）
アクアブレイク/毒毒/トーチカ/自己再生
157(252)-83-224(252)-x-163(4)-46
H：極振り
B：特化
D：4振り
S：ミラー意識個体値下げ（13）
ヘイラッシャと並びで有象無象の物理を受け、ハピナスやドオーと並びで有象無象の特殊を受ける万能駒。
トーチカは毒ダメ稼ぎ、眼鏡特殊の技ロック、特に眼鏡レボルトの電気技をロックしてドオーバック、ステロを撒く、という動きができる。鉢巻悪テラスパオジアンに、トーチカで毒を入れて、妖テラスヘイラッシャで毒殺しにいくことができる。（鉢巻パオに後投げから毒を入れられるのはトーチカの利点。）
レボルトの眼鏡氷テラバーストも受ける。ハピ、ラッシャ、と並びで技を判別しながらヒスイヌメルゴンも受ける。
隠密マントを持っているため、安心してオオニューラを受けたり、キョジオーンにTODを仕掛けられる。初手イーユイ対面悪波怯みに屈することなくアクブレを押せるかと思いきや、眼鏡サイキネイーユイが増えていたため逆風。トーチカは巧みイーユイのリスクを考えると押せない。
ハピナス
@XXX（穏やか・自然回復・Xテラス）
XXX/XXX/XXX/卵産み
331(4)-x-62(252)-95-205(252)-75
B：極振り
D：特化
詳細来期公開予定。
変なところ以外は、いつもの立ち回り。サーフゴーのサイコショックに破壊されまくった。巧みショックor巧み格闘テラバで死にかけたあとは、開き直ってラッシャに引いて地割れを押していた。
ヘイラッシャ
@食べ残し（腕白・天然・妖テラス）
地割れ/雪雪崩/寝言（⇔守る）/眠る
257(252)-120-180(228)-x-85-59(28)
H：振り切り（16n+1）
B：役割対象の物理技の被ダメ効率が良いレベル（パオジアンの乱数意識）
S：同族意識28振り
過労死枠。ほぼ100%選出。妖テラスを切って環境のほぼ全ての物理を受けながら、雪雪崩+地割れで諸々なぎ倒していく。雪雪崩でカイリューに羽休めを強要し、地割れで葬る。安定して剣舞挑発に勝てる数少ないポケモン。パオジアン・ウーラオスが環境トップに存在する限り、絶対に外せない。
守るがないと、珠電気テラバパオジアンに後投げからテラスを切っても受からなくなるので一長一短だが、プレイングでケアすることにして、対ウーラオスで有利な寝言を採用した。ねむねごすると、安心してオオニューラも受けられる。
鉢巻飛行テラバ（カイリュー・ランドロス）には基本対面からでないと厳しいが、寝言を採用することで、後投げからでも雪雪崩でワンチャンを掴める。（1回だけ、後投げ眠る→2連続雪雪崩で鉢巻飛行テラバーストランドを葬った。）
ドオー
@混乱実（慎重・天然・電テラス）
237(252)-95-82(12)-x-166(244)-26
H：振り切り
B：余り
D：ほぼ特化
S：個体値2（バレル抜かれでボックスにいたやつ）
レボルト、サンダーに無限ボルチェンで削られないための枠。ドヒドラッシャから眼鏡ボルチェンに合わせて引いて、ステロを撒く。混乱実込みで、レボルトの特化眼鏡氷テラバ+等倍氷テラバをちょうど確定耐えするので、交換読み飛行テラバや氷テラバで破壊されない。挑発巧みレボルトに打点が無いのが難点。
隠密マントやクリアチャームを持っていないので、サフゴのDダウンには泣かされたが、巧み格闘テラバショックサフゴへの勝ちも付随してついてきた。
ジュナイパー
@ゴツゴツメット（図太い・深緑・妖テラス）
リーフストーム/叩き落とす/フェザーダンス/羽休め
163(76)-114-139(252)-120-120-113(180)
H：残り
B：特化
S：最速ガチグマ抜き
ミミズズと2択の、雰囲気ガチグマ受け。後投げして攻撃技には羽休めで定数ダメを稼ぎ、剣舞にはフェザーダンスでA上昇をリセットする。噛み砕くや霊テラス無しのシャドークローは深緑圏内で耐えるので、択を合わせて深緑リフストで相打ち以上を目指す。
中盤、最速の空元気/地震/草分け/剣舞型が流行しており、それに合わせたジュナイパーを使用していたが、終盤には交換読みの噛み砕く・シャドークローで破壊されまくったので、最後はせめてミミズズを使うべきだった。（剣舞は受からないが）
テラスタイプは、当初カイリュー意識で鋼で使っていたが、中盤から妖に変更した。ガチグマは被選出率ほぼ100%なので、テラスは切ることが皆無だが、ドヒドラッシャと投げられない関係上、水ラオスはテラス無しのジュナイパーラッシャ、悪ラオスは、毒/鋼テラスの鉢巻毒突き/アイへをケアすると、ラッシャにテラスを切っては受からないため、妖or格のテラスを切ったジュナイパーで鉢巻強打を受けないと勝てない（テラスを切るタイミング超シビア）。鉢巻逆鱗等に耐性がついて優秀な妖テラスが結論だった。
来期はこの枠をどうするか考えるところから始まると思う。
キノガッサ
@毒毒玉（図太い・ポイズンヒール・鋼テラス）
毒毒/宿木の種/身代わり/守る
161(204)-×-145(252)-x-80-97(52)
H：ポイヒ効率良いところまで
B：特化
S：遅いチオンジェン意識S振り
環境にいるチオンジェンは、凄く速いか殆どSを振っていないの2択だったので、Hをポイヒ効率が良いところまで振り、遅いチオンジェンが抜けるところまでSを振り、B特化にした。相手の受け駒に強く、無理なポケモンを無限みがまもでTODに持ち込んでワンチャン掴む誤魔化し枠。
宿木/胞子意識で草テラスを切ってくる相手がままいるが、それを身代わりと毒毒で嵌めていくのが強い。モロバレルに一見弱そうに見えるが、鋼テラスを切って裏ごと嵌めたらTODで勝ちという試合もよくあった。
選出
<基本選出>
++
<
/
入り>
++
<入り>
+or+
<//その他>
+or+
スペシャルサンクス
・いつも構築一緒に考えてくれるorionくん
・応援してくれる受けルーパーの皆さん
終わりに
新環境でもレート2000が達成できて良かったです。ガチグマじゃんけんがガチすぎて終わっていますが、2桁を目指して頑張りたいと思います。来期は結果出してハピも公開しようと思います。何かあれば Twitter(X?) るいさん𝕏 (@luisan313)まで。
【ポケモンSVシングルS4 最終385位/R2017】令和最新型グライループ
こんにちは、純正受けルーパーのるいです。
シングルS4、ひとつの目標としていたレート2000を達成できましたので構築を紹介しようと思います。
シーズン初めに発見してしまったみがまも眠るという令和の
を軸に、1ヶ月構築を改善、練度を上げてきたので結果が出てよかったです。後述しますが、このヘイラッシャがで強いのはみがまも眠るで、半分以上のケースで地割れは暇潰しに押しているだけなのですが、あまり理解されておらず、数多のヘイトを産んだ哀しいポケモンです。
せっかく最終日空け土曜日で、2ROM2000から最終日スタートできると思ったら、会食で帰宅が遅くなり、花粉症の薬飲んだら副作用で寝落ちしたことが唯一悔やまれます。。。
戦績
TNたろ
最終385位/レート2017.691
コンセプト
・挑発、アンコール、バインド技に屈しない
・命懸け、一撃技に屈しない
・サイコショックに屈しない
・選出択を最大限解消する
・ヘイラッシャによるHP総量TODで全てを解決する
構築経緯
前期きつかった
受けにヘイラッシャを採用。最強技の地割れ、浮いてるポケモンに対する打点となる雪雪崩、HP管理のための守るを採用、残り1枠にミラーや
、ギロチン
に対して強く出られる身代わりを採用。
や
、
、
等を受けるために眠るを採用する必要があり、大したダメージを与えられない上にゴツゴツメットの被ダメが痛い雪雪崩を切り、思い切って地割れ1Wにしてみたところ、とてつもなく強力な性能のポケモンであることに気がつき、このポケモンでシーズン通して戦うことに決定。
次に、前期
の悪巧み+サイコショックをケアせざるを得ず、一方的にに悪テラスを無駄切りさせられ、裏でテラスが切れずに負けまくった点を改善するため、ハピナスに光の壁+瞑想を採用。ウェポンには、テラスを切らなくても強く使え、切った際にはサーフゴーに対する打点になるテラバーストを搭載。
壁無しのハピナスは無論、はB特化でもトリック+悪巧み+サイコショックの型が受からないので、サイコショックまでケアしようという意思があるなら個人的には無し。BDが最安定ではあるが、ドオーをサーフゴー受けに選出する場合、トリック受けが
受けや
受けを兼ねなければならず（つまり
）、物理受けを兼ねられるトリック受け（つまり・）との選出択になるため、全てを（一応）1体でケアでき、選出択を解消できる壁ハピナスが自分の中では結論だった。
物理受けクッションに、いつものドヒドイデを採用。コノヨザルの命懸けをケアでき、受けにくいポケモン筆頭の
がHBベースでも受かり、・
に勝て、両刀
までケアできるモロバレルを採用。テラスを切る余裕がある時にドドゲザンを安心して受けられる
を採用（正直そんなこと無いので出せない）。最後に再戦でも負けまくったラムの実挑発サザンドラにも勝てるよう、けたぐりドオー@混乱実を採用して構築が完成。
個別解説
ドヒドイデ
@メンタルハーブ（図太い・再生力・草テラス）
毒毒/毒菱/黒い霧/自己再生
157(252)-74-220(220)-x-167(36)-50
H：極振り
B：D振り後残り
D：眼鏡特化
の妖テラスムーンフォース2耐え
S：ミラー意識個体値下げ（21）
役割対象：（トリック受け）
（テラス）
（テラス）
選出率：4位
鉢巻イダイナキバ、鉢巻ガブリアスが重いため、草テラス。
毒菱撒いて、ヘイラッシャでみがまも眠るしてたら勝ちという構築も多いので、回収されない構築には積極的に撒いておきたい。特にハバタクカミ、トドロクツキには撒いておきたい。
メンタルハーブは
意識だが、マスカーニャは挑発少なく、サザンドラはラムの実挑発もいたので余り信用しておらず、ギャラドスは個体数少なく、テラスを切らずに地面に突っ張って毒を入れられるシュカの実の方が良かったかもしれない。コノヨザルの挑発意識では無い。命懸けで崩されるので、突っ張って毒を押してはいけない。（そもそも選出自体避ける。）
挑発に対してドヒドイデとヘイラッシャをくるくるしていると、HPが満タンのままで終われるので、ヘイラッシャの守るくらいしか技を押さなくても勝てる凄いことが起きる。
ハピナス
@隠密マント（穏やか・自然回復・悪テラス）
テラバースト/光の壁/瞑想/卵産み
331(4)-x-62(252)-95-205(252)-74
B：B極振り
D：D特化
S：ミラー意識個体値下げ（29）
役割対象：全ての特殊アタッカー、（毒入れ後）
選出率：2位
サーフゴーに対して後投げ、壁、瞑想と入っていくことで、相手のサイコショックを見てから悪テラスを切れる。壁が切れるまでサイコショックを隠されたことは実際無かったが、その際は、裏にテラスを切らなくても勝てると判断したら、瞑想を積んだ悪テラバーストで破壊しに先にテラスを切ることもできる。
対
は、相手のCが上がるまで瞑想を押して暇を潰してから壁を張り、Cが上がった後に長く壁を使いながらHPを満タンに確保し、後述のヘイラッシャでみがまも眠るをすることでTOD勝ちできる。
隠密マントは、ルミナコリジョン、アシッドボム、塩漬け意識。地割れを切っていい場合は、塩漬けにハピナスを受け出ししてからヘイラッシャを着地させることで、安定して塩漬けを回避できた。何回か霊テラスキョジオーンを瞑想を積んだ悪テラバーストで葬ったが、倒した後で後続の特殊ポケモンが受からなくなるため、ラストターン近辺まで隠しておく必要がある。（TOD）
クレベース
@厚底ブーツ（腕白・頑丈・格テラス）
氷柱落とし/ボディプレス/鉄壁/自己再生
202(252)-137-259(252)-x-67(4)-48
H：極振り
B：特化
役割対象：
選出率：6位
いつものやつ。テラスを切る余裕があるときにドドゲザン受けに選出したい。トドロクツキにも選出したかったが、テラス択や挑発で崩されることも多く信用できず、実際にはほぼ選出できないし、なんなら選出した試合はほぼ負けた。
何かしらかの選出抑制になっていたとも思えず、変えるならここだった。
モロバレル
@黒いヘドロ（呑気・再生力・電テラス）
地団駄/きのこの胞子/毒毒/光合成
221(252)-105-122(164)-x-112(92)-31
H：振り切り
B：D振り後残り
D：ヘドロ込みで眼鏡特化の妖テラスムーンフォース2耐え
S：ミラー意識最遅
役割対象：（トリック受け）
選出率：3位
コノヨザルの命懸けをケアできる（しやすい）優秀なポケモン。初手に置いて毒から入ると、命懸けされても数的優位保ったまま再生力でリカバリーしていける。初手で命懸けされなかった場合は、光合成でしばらく様子見できる。
キノガッサには初手胞子から入ると炎テラバーストにも引きにも有利に出られ、ポイズンヒールや"アラブリスギタケ"にはTODすればよい。ヘイラッシャが、妖テラスを切らなくてもアラブルタケの特化草分けで30%も入らないので、引いてテラスを切ってみがまも眠るでTODという試合が何度もあった。（なので毒技は要らないという結論。）
サーフゴーのトリックに対しては、地団駄で拘ることで、黒いヘドロを返してきても引かれても有利に展開できる。（返されたことはほとんどなかったが、ハピナスにトリックされないよう丁寧に立ち回った。）
電気テラスは、眼鏡とアーマーガア意識。電気テラスを切ると、ブレイブバードを持っているアーマーガアに対しても、ドヒドイデと同じ立ち回りでTODできる。
両刀テツノブジンや地面ポケモンへの毒入れ等、他にも役割が多く、優秀なクッションだった。
ドオー
@混乱実（慎重・天然・電テラス）
地震/けたぐり/テラバースト/自己再生
221(124)-95-98(140)-58-166(244)-40
HBD：サーフゴーのサイコショックを見てからテラスを切れる調整
役割対象：
選出率：5位
挑発サザンドラピンポイント対策枠。ラムの実挑発サザンドラに負けすぎたため投入。
一応お決まりのサーフゴー受け調整。が、テツノツツミやテツノドクガを受けられるポケモンがハピナスしかいないため、基本的には++で選出するしかない。
ヘイラッシャ
@食べ残し（腕白・天然・妖テラス）
地割れ/身代わり/守る/眠る
257(252)-120-179(220)-x-85-60(36)
H：振り切り（16n+1）
B：可能な限りS実数値を伸ばし、役割対象の物理技の被ダメ効率が良いレベル
S：35族意識（最終盤はチキンレースだったので諸説）
役割対象：
（テラス）
選出率：1位
みがまも眠るTOD
令和最新型
。ギロチンは無いし、浮いてはいないが、天然を盾に凄いことが沢山できる。まだまだこれを軸とした構築の開拓の余地があると思われる。
みがまも眠るが強力で、一撃技を拒否できるだけでなく、身代わりを一撃で割れないポケモンの前でみがまもし始められると、ある程度時間が経過した後であれば、特殊高火力アタッカーだろうがなんだろうが、ほぼ全てのポケモンの目の前で遅延して最後に眠ることでTOD勝ちできる。多くの試合で地割れは当てる必要が無く、暇つぶしに押しているだけの場面が多かった。このポケモンがヤバいのは地割れではなく、みがまも眠るTODでどんな構築にも勝ち得てしまうところなのがまだ理解されていない様子。
アンコに安定して勝てる
種々のアンコールカイリュー（特に炎の渦アンコールカイリュー）やドラゴンテールカイリューに強いのが凄いポケモン。龍星群持ちには妖テラスを切ればよい。後投げして、身代わり、守る、守る連打することで時間を使い、ラストターン前に身代わりを張った状態で守るのPPを0にすることで、アンコールを解除し、眠ることでTOD勝ちできる。アンコールテラバーストカイリューも、ある程度時間を使ってからアンコールに合わせて一度引き、再度ヘイラッシャを投げ直し、時間とターン数を合わせて眠ることでTOD勝ちできる。一応竜の舞をガン積みされると、引きタイミングでアンコールorテラバーストで裏を倒す択になるのだが、択になることすらほとんどの人は理解していないようだった。
小ネタ
初手ドドゲザンvsヘイラッシャ対面で、ギロチンを1回だけ避けて身代わり張った時点でほぼ勝ち確の試合があったのだが（地割れを当てる必要が無い、守るも連続で決めたりする必要が無い）、それを分かってか分からずか、誇張運負け晒しツイートをされる等終盤ちょっとネタになっていた。
でも、難しすぎるから分からなくてもしょうがない。もっと詳しく立ち回りを解説してほしい人がもしいたら、個別に聞いて下さい。
来期からは
でも同じことができそうですが、天然だからこそ気軽にみがまもが押せるという差異があるので、よく考察をしてみたいと思います。
選出
基本選出
++
、
、
、
、
、入り
++
入り
++
スペシャルサンクス
いつも構築相談の壁打ち相手になってくれるふゆいさん
託したヘイラッシャで結果出してくれたorionさん
終盤応援してくれた受けルーパーの皆さん
ヘイラッシャTODに20分付き合ってくれた対戦相手の皆さん
おわりに
来期からは四災解禁ですが、とで悪いことできないかまた考察してみたいと思います。
次は2100目指して頑張ります。
何かあれば るいさん (@luisan313) / Twitter まで。
【ポケモン剣盾シングルS35 最終236位】ホウオウジガルナ受けループ
こんにちは、純正受けルーパーのるいです。
剣盾シングルS35、目標としていた最終2桁には届かなかったものの、剣盾最後のシーズンにちょっと珍しい受けループで戦ってみたので、折角なので記事にしてみます。
超高火力禁伝無制限ということで、受けが成り立つ訳がないと当初は思っていましたが、開拓してみると意外と面白いものがたくさん出てきて、個人的にはもう1シーズンくらいあっても良かったなあ等と思ったりしました。
受けは、環境にいなくて対策されていない時が一番勝てるので。
書いてみたら長くなってしまったので、構築経緯と自慢のルナアーラだけでも見てもらえればと思います！
戦績
TN あやめ
最終順位236位（R1876）
コンセプト
- 高速再生技を持たせて、何度も役割対象に受け出せるようにする
- 全てのポケモンを後出しから処理する
- ↑は実際には厳しいので、有利対面を起点に状態異常や定数ダメージを駆使して、ダメージレースを有利に運ぶ
- 選出択を最大限解消する
構築経緯
前期（S34）が始まった当初は、"いつめん"を集めた
で戦っていたが、
受けの（
）が、
に弱すぎる上に、他に何も受からない- 受けのが、は勿論として、黒バドイベル以外の禁伝に弱すぎる（物理イベルにも簡単に破壊される）
ことから、最後の1枠の選出択を外した瞬間に受けが崩壊することに気が付いた。（4体選出でないと解消できない）
そこで、ザシアン受けと黒バドイベル受けの役割を、汎用性の高い受け駒である+（
）に集約することで、選出枠の圧縮を試みた。
ホウオウ+ハピ（ラキ）の対特殊の対応範囲の広さで、並びでほぼ全ての特殊ポケモンが受かるので、ホウオウ+残り1枠の並びで幅広い物理を受けられるよう構築を組むことで、3枠で選出が完結できるように仕上げた。
これに気付くきっかけになったのは、S33のうわっきーさんの構築記事 を何となく読み返していて、ホウオウの対黒バドイベル性能があればバンギを構築から抜けるのでは？と考えたとき。
空いた枠に何を入れるか考えていた時、
受けに
を考えていたところ、物理イベルに後出しから勝てることに気付き、ザシアンやネクロ、ランドにも動かし方次第で勝てることから採用。
しかしながら、「結局
が受からないんだよな～」っと思いながらボックスを眺めていたところ、ソクノ持ちドヒドイデが目に入り、その瞬間にエレキシード
が天から降ってくるという奇跡が発生。シャドクロ以外には後出しから完封した上で、裏も貫くスペックがあることから採用。ついに受けループでゼクロムを克服した。（シャドクロ以外...）
これをプロトタイプに回していたところ、
のような構築に対して、++と投げるとマーシャドーが受からなくなることに気が付き、をHB→HDのオーガ受け兼マーシャドー受けに変更。
残りの1枠はザシアンに投げる余裕あるかも...とネクロを入れていたが50戦に1戦も投げられず解雇、珠ランドに投げられるようにムドー等を試したが、最終日前日明け方に、
の方が汎用性が高く、きついザシアンをカモれる可能性が高いことに気が付き採用した。
個別解説
ムゲンダイナ
ムゲンダイナ＠くろいヘドロ（プレッシャー・おくびょう）
245(236)-94(0)-116(4)-166(4)-147(252)-167(12)
H：奇数でなるべく高く（マーシャドーホウオウ意識で、総合耐久優先）
D：極振り
S：最速イベル抜き
あまりBC
役割対象：（耐久）
これまでの環境ではHBでしか採用することは無かったが、マーシャドー+カイオーガを受けるためにHDで採用。マジフレ込みで恐ろしい特殊耐久力。プレッシャー+身代わりで、零度カイオーガも怖くない。
火力アップアイテム持ちのマーシャドーはいないので、ダイナホウオウで特殊を受けつつマーシャドーも受けられ、選出択の解消ができるようになった。
火力の無いホウオウも持ち前の耐久で受かるので、選出択だがホウオウナットにも選出した。もう少し勇気を持って投げてたらイージーウィンという試合がいくつもあった...
選出率：6位
ホウオウ
ホウオウ＠あつぞこブーツ（さいせいりょく・しんちょう）
213(252)-150(0)-141(244)-×(0)-191(0)-112(12)
HB：無補正でほぼ極振り
D：補正のみ
役割対象：
このホウオウ と同じ振り方。初手は、グラードン等入り以外ほとんどホウオウから入る。ダイロック以外は、初手イベルの技が物理特殊関わらず何でも耐えるので、以下のようなムーブでダイマイベルに勝てる。
- 再生→特殊ならハピ引き→ホウオウ引きでダイマを枯らし、ハピorジガルデに再度引いてDダウンを解消して受け直す
- 再生→物理ならジガルデ引き→守る→睨み→アローで、後出しから物理イベルを倒せる（引かれても、守るでHP管理しながら後投げして、いつか倒せる）
技構成は、聖炎1W。ブレバを切って身代わり吹き飛ばしを両採用することで、ハピと合わせて幅広いケアが聞くようになる。
- やを焼いて、ハピのステロ+身代わり+吹き飛ばしでハメる
- コスパダイナ、ルギア、瞑想オーガ等の積ポケを、ハピの歌う+吹き飛ばしで解消できる（オーガは、最速起きは切る）
ザシアンを受けるのに魂込めなければならないですが、ホウオウがいなければこのルールで受けが成立しないといってもいいと思います。プレイングで無限の勝ち筋生む最強のポケモン。
選出率：1位（ほぼ100%）
ルナアーラ
ルナアーラ＠エレキシード（ファントムガード・ずぶとい）
243(244)-106(0)-155(252)-158(4)-128(4)-118(4)
H：奇数で最大
B：特化
あまりCDS
役割対象：
対ゼクロム秘密兵器。アッキやオボンだと、どこかで食わされてしまうと火傷込みでも+1珠エレキダイサンダーが受からなくなるが、エレキフィールドは現環境ダイサンダーでしか張られないので、ゼクロムのダイマにしっかりと合わせて発動してくれる。B+1状態、火傷+1珠エレキダイサンダーでファントムガード無しでも半分も入らないので、珠ゼクロムが後投げから受かる神ポケ。鬼火を外さなければ。ステロが入ると特性がはがれてしまうが、対カバはこっちも1枚切っていいことが多い、対ランドはむしろルナアーラのコスパの積みの起点にできるので、後投げからではなく対面からゼクロムと対峙することになり、ダイマを合わせて勝てる。
ジガルデも役割対象で、残飯型・龍舞型どちらでも、コスパと鬼火で完封できる。後投げ→コスパから入り、龍舞型なら身代わりないことを確認するまではコスパ、確認してから鬼火。残飯型ならコスパ積み切ってうだうだしていると、いつかTODで負けることに気が付いてダイマ切ってくるので、そこで隠していた鬼火を入れる。
選出率：4位
ジガルデ
ジガルデ＠たべのこし（スワームチェンジ・わんぱく）
215(252)-120(0)-190(252)-×(0)-116(4)-105(0)
HB：特化
あまりD
役割対象：
身代わりではなく守るを採用することで、以下のような立ち回りができる。
- 初手置きして、イベルの技を守るで物理特殊判定できる
- 物理イベルやマーシャドーを、HP管理しながら突破できる
物理イベルやグラードン、加えてホウオウと並びでザシアンを受けられるすごいポケモン。積んだら当然強いし、積まなくても強い。逆に積まないことで、マーシャドーを受けられる。ホウオウでイベルの物理判定してからの引き先になれる重要なサイクルパーツ。ザシアンの巨獣に受け出して、じゃれがなければダイアースで確2、巨獣は残飯込みで更に2耐えするので、魂を込めて技判別する。巨獣ワイボインファなら、単体で後出しからザシアン返せるすごいポケモン。
対珠ホウオウ、耐久ホウオウナットを考えて、守るを切って眠カゴにするか、残飯のまま守る切って素眠りできるようにするか最後まで迷ったが、結局残飯守るで最初から最後まで戦った。裏が削れないホウオウ構築や、再生持ちの珠ホウオウに負けまくったので、多分残飯眠るが一番良かった気がする。その時は初手ジガルデ投げにくくなるけど。
選出率：3位
ハピナス
ハピナス＠ばんのうがさ（しぜんかいふく・おだやか）
331(4)-13(0)-62(252)-95(0)-205(252)-75(0)
B：極振り
D：特化
あまりH
役割対象：
眼鏡オーガがかなり発生し始めて、ラッキーから変更。バドのサイコショックがきつくなったが、Cも高いので逆にシャドボ/ダイホロウが突き刺さった。ありとあらゆる特殊が受かるので、特殊に後投げ→ステロ→歌うで、身代わり持ちだろうが問答無用でテンポ取れるのが強い。歌う→ホウオウ引き→吹き飛ばしで、積みも拒否しながらステロで削れる。
中盤くらいまで、カイオーガの電磁波→零度にたくさん被弾してブチ切れていた。命中20%で、おそらく打ちたいダイナにも4回しか打てない（&身代わりも多い）のに何してるんだという感じだった。最終日付近には零度がいなくなっていたので、流石に常識人しか残ってなくて安心した。
メタモン
155(252)-47(0)-68(0)-×(0)-69(4)-110(252)
H：極振り
S：最速（オーガやグラードン、ランドのスカーフ判定できる）
役割対象：
イベル、グラードン、ジガルデのいない、余裕のある構築に投げる。ホウオウ+ハピで受けつつ、ザシアンか黒バドをパクって貫く。コピーザシアンが受かっていない構築はザシアンを投げてこなくなるので、きついザシアンを逆に選出抑制してくれるお守りみたいな役割もしていた。何かと汎用性高く、非常に面白いポケモン。ザシアンと魂の立ち回り勝負する前に、もう少し早く気づいてザシアン避けに組み込むべきだった。
選出率：5位
選出
環境のプールが狭いので、ほぼすべての構築にホウオウ+ハピナス@1で選出することになります。ザシオーガあたりは、そもそもほぼ100%相手の構築にいるので言及しません。
++
++ or or
++
++
++
- ジガルデ、白バド
++
- ホウオウ+ナット
++ or ++
きついポケモン
- ザシアン
魂の技判別と、ダイマ択。これはプレイングでカバーすると決めて構築を組んでいるので、「きつい」というのかはちょっと微妙。
- ホウオウ+ナット
選出択。ダイナ選出してホウオウ+ナットが出てこないと、何かが受からない。耐久ホウオウは、ダイナ不選出時にジガルデが一発で焼けると大体負けた。珠ホウオウも、ジガルデ投げるタイミングミスると受からない。
- 珠ランド
ムドーを抜いたので、メタモンかジガルデかルナアーラで気合を入れる必要がある。
最終日1回だけ当たって全て破壊された。ホウオウ+ハピで受からない。
スペシャルサンクス
- 半ば強引に今シーズンもやろうと誘った後、ずっと構築相談乗ってくれて、最後までランクマ付き合ってくれたふゆいさん
- 「ザシアン受からんやんｗ」というコメントで、結果的にメタモンに自分を導いてくれたP氏
終わりに
SVでは最終2桁目指して頑張りたいです。最初のシーズンが一番受け強いと思うので、S1気合入れてやります。第9世代では結果出したいです。
何かあれば るいさん (@luisan313) / Twitter まで。
